和泉市室堂町の家、外壁工事

天気にも恵まれ、順調に焼杉が施工されてます。
他の素材と異なり、焼杉は大工さんに施工してもらうため
工期がかかります。

が、同じ大工さんが内部と外部を触ってもらえると
“いい点”もあるわけです。

現場に出入りする職人さんの人数が
トータル少なければ少ない方がいい、というのは
現状、私のひとつの結論、です。

その点では、焼杉を外壁に用いるのはいいと思います。

※伝える、について④

ここでいう、“ドキッ”とは悪い意味で、です。

これまで、いろんなバトンの受け渡しを重ねる中で
どこかで、“慣れ”や“効率性”なんかを考えたときに
本来私の持っているものの中から少しずつこぼれていったものが
その日のプレゼンにあったような気がしたわけです。

目的は、伝えることなわけで
そこに “慣れ”や“効率性”みたいなものがあっていいわけがないし
それは私が最も大切にしてきたものの一つです。

業務や現場の数を前に、ぼろぼろと大切なものを
こぼしてしまっていたかもしれません。
身につまされる、と言いますか
改めないといけないな、と感じる出来事でした。

※伝える、について③

言葉、というのは
口から発せられるそれではなくて、“文章”という意味です。

これまで、意図やコンセプト、
“ここ大事” というポイントでは言葉(トーク)を添えて伝えるシーンは
いろんなところでみてきましたが

そこに、文章を添えてのプレゼンテーションは、
私の記憶の中でも稀です。

バトンのつなぎ方、並走の仕方、のはなしですから
目的は、“伝えること”です。

どうしたら伝わるか、を考えたときに
図面・イメージ資料、の他に
言葉(トークと文章)が最善である、という結論に達したのでしょうか。

見事に進む打合せと、思いが相手に浸透していくような感じがして、
内心、ドキッとしておりました。 つづく

※伝える、について②

それは、“伝える”について、です。

何度も書かせてもらっていますが、
家づくりには、とんでもない数の人たちがかかわります。
一概には言えませんが、少なからずそこには
バトンをつなぐようなシチュエーションが出てくるわけです。

一人では、絶対にできない家づくり。
その、バトンのつなぎ方というか、
あるいは、並走の仕方が鍵になっていくわけです。

先日、ある打ち合わせに同席させてもらいました。
その職人さんはお施主さまに内容を伝える際に、
図面と、イメージ資料と、言葉で、つたられていました。 つづく

※伝える、について①

最近、打合せを距離をもってかかわらせてもらうことがあります。
かつては、先陣をきって、ぐいぐいい と、
進めていた打合せも、ある目的をもって臨むと
自ずと重心が下がり、これまで見えなかったものが見えてきたりします。

それぞれ、役割というものがありますが
幸せな家づくり、という意味ではゴール・通過点は同じはずです。
そこに向けてバランサーであり、舵取りであり、核弾頭であると思っています。

そんな、開けた視界の中に気が付くことがいくつかあるわけです。 つづく

※変化 について

仕事も私生活でも、それ以外でも、
変化しないことは後退と同じ、だと
とある出来事を機に痛いほど身に染みております。

同じようになっているようにみえても、明らかに違う。
今日と明日でも違うわけです。
変化を恐れずチャレンジすることは、焦点をどこまでも絞れば
あらゆることに響いてきます。
つまり、人を選ばないということです。

その感覚を他者に押し付けるわけにはいきませんが
先人が私に教えてくれたひとつのヒントを
目の前で苦しむ人を見てどう伝えていいものか悩ましい所です。

背中でみせる、ほど私には圧倒的な力はないので
私のできる最善を日常の中で伝えられればと思っています。

そうやって、考えて動くこともある種の変化かもしれないですね。


宇治市の家、設計士定例打合せ

先日の定例打合せの様子。

多いときは週に一度、くらいの割合で
設計士さんと現場で打合せさせていただいています。
最近は二週間、三週間に一度、くらいになりました。

はっきり図面に記入のない所や、
未然に防ぎきれない質疑や、
現場からの報告案件も、このような打合せで解消していきます。

どれだけ現場の数があっても、
どうしても発生する相談事があるわけです。

問題の解決能力を上げることと、
問題の発生率を下げるための変化・工夫・進化が求められているわけです。

前者のみの改善なんてのは、く●く●●、なわけです。

和泉市室堂町の家、外壁工事

室堂町の家では、外壁工事のスタートです。

こちらの希望をまとめて大工さんに指示させていただき、
いよいよ焼杉の登場です。
張り初めからいい感じです。

雰囲気や要領だけではなく、
こちらの意図を的確にくみとってもらえたと実感しております。

経年変化も考えると、どんどん良くなると感じられる素材は多くないですが
何棟施工しても、この素材は魅力的です。

※生活の変化、について

先日、お休みの日に家族で出かけました。
目的地は近所のキャンプ場。
何もかも初めてでしたが、平日のキャンプ場には人はまばらで
ゆったり過ごさせてもらいました。

これまで、キャンプやバーベキューなるものは
参加することはあっても、自身で準備企画して
やったことがありませんでした。

このご時世の生んだもの、と言えるのではないでしょうか。
屋外へ出て、 久しぶりにリフレッシュさせてもらいました。

和泉市室堂町の家、軒裏

板金こそまだですが、軒裏の施工が終わりました。

色味がまちまちのレッドシダーは、
絶妙な色味のムラを演出してくれます。

材料は長物ですので方向性が見えてきますが、
なんともボンヤリと領域が出てきて個人的に
かなり気に入っています。

外壁の仕上がりとあわせて、はやく眺めてみたいですね。
楽しみです。