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ドアをノックするのは

神戸市須磨区のリノベーション工事

神戸市須磨区で行なっている改修工事の様子。

解体も終わり、
大工さんがフロアを貼る準備をしております。

高さの調整をしながら
一足先に玄関土間がスッキリしました。

来週には柱がたって壁の下地ができはじめる予定です。

 

 

 

ドアをノックするのは

須磨区の現場にいてると、
15時くらいに扉をノックする音が聞こえてきます。

おむかえに住まれている方が
お茶と甘いものをもって来てくれるんです。

恐縮しながらも、
いつもいただいちゃっていますが

ご近所づきあいは
そこに住まう方だけではなくて
出入りする方にまでおよぶようです。

昨日は、
「家が、町と一緒に歳をとって— 」と、書きましたが
町や家はおろか、
そこに住まう人々によって
町自体やコミュニティーが形成されていくんだなと感じました。

 

 

活き活きした町

新しい町じゃないけど、
すごくパワーがあって
町が活き活きとしているように見えるんです。

その中で改修工事させていただける
有り難い機会のなので
絶対にいいお家にしたいと思います。

都島区で計画中のお家の模型とその影響力

都島区と亀岡市でのリノベーション工事

本日は快晴。
大阪市都島区でのリノベーション工事と
亀岡市でのリノベーション工事の打合せに行ってきました。

今日は金額の話もあり、
準備段階から少し緊張しておりましたが
無事にプレゼンすることができました。
準備にあたり十数年ぶりに模型も制作してみました。

大阪市都島区でのリノベーション工事は、
断熱や耐震改修も計画しており、
古い建物特有の、「町と同化したフォルム」と併せて
現代の環境においても、「しっかりした足腰」も実現するという、
とても贅沢で素敵な計画なんです。

「町と同化したフォルム」「しっかりした足腰」

新築だとどんなに心を配っても
やっぱり 新しさ があるんですけど、
リノベーション工事だと、
建ってから物理的な時間が経過した建物にしかみれない
その佇まいが町としっくり合うんですよね。

建物が町と時間をかけて馴染んでいて
一緒に歳をとっているみたいな、
そういう雰囲気をいきなり手に入れられるリノベーション工事は
本当に贅沢な計画だと思っています。

思いもよらぬ発見もある模型づくり

プレゼンが終わり、帰り際にお施主さまから
模型があったからわかりやすかったな、とおっしゃっていただけて
少し安心しました。

日ごろから
画と言葉だけでは、どうしてもお施主さまに
イメージを伝えきれないな、と思っていて
それを解消するためにどういう表現があるかな、と
いろいろ考えていましたが、
答えは簡単でしたね。
目に見える形にすること、でした。

思いもよらない発見もあって、
これからもこういうスタイルで提案してみようかなと思います。
思いもよらぬ発見、なんて
学生の頃から何度も経験してきたのに…。
今日まで作ってこなかったことが悔やまれます。

耐震改修では、
基礎や壁の位置なども重要なので
検討するにしてもこの方法はよかったな、と。

これからは、模型つくろうと思います。