0年 0月 の投稿一覧

和泉市室堂町の家、外壁抑え縁

現場にいくと、外壁が写真のような状態でした。
タイミング悪く施工中には立ち会えませんでしたが、
この様子から何を考えて施工してくれているかが
伝わってくるわけです。

こういうシーンに出会うと、
見えるものだけに目が行きがちな風潮が
本当に危うい、と痛感します。
現場をみている私の、“義務” と言っていいかと思います。
“使命” とも、言い換えられますね。

こういう一見、枝葉に見える部分にも本質が宿る、というわけです。

京田辺の家、着工準備

新しく、京田辺で家づくりが始まります。

着工前の準備と境界の確認をしに現場に行ってきました。
図面だけではわからないことがたくさんありますが、
写真のような状況も、然りです。

現場に足運んでいてよかったです。
暑い工事になりそうですね。

よろしくお願いします。

宇治市の家、現場近く

近頃、動いている現場の地域が二極化しており、
大阪を横切る移動を避けるために
一日一地域、的な動きが多くなっています。

それに伴い、現場近くで仕事する時間も増え
意図せず現場まわりの地理に詳しくなるわけです。
写真のような景色に出会うこともあり数秒の休日感を得られます。

文化の栄えた地域にはそこならではの景色があって、
現代に足元だけ見て作られる建築には足枷的なものでも
それらを守って作られる町には、相応の力と魅力が漂います。


何事もとらえ方次第、というわけです。

和泉市室堂町の家、フロアはり

フロアはり、が始まりました。
はり始めるとすぐに、材の特徴というか、クセが見えてきます。

無垢材は、 “ いわゆる製品” と、ことなるので
正確な寸法を前に、施工には手を焼くことがありますが
その経年変化には圧倒的に有利であり、
またその仕上げの様子は他の素材に比べて魅力的です。

その第一歩が、
合板はりであり、フロアはりであると言えると思います。
基礎や、土台などにも影響ありそうですが 。

※“緑酒”、について

上映時期が何となく決まっている映画や、
刹那的なスポーツなどとは違い、
音楽にはどうしても、“いつでも聴ける” という
甘えのような感覚が最近の私にはある。

そういう意味で、
生活の中から音楽が少し遠のいている感じがしていて
そんな中、リリースからずいぶん時間が経ってから
かつての新譜を耳にすることがある。

すると、世間とは時間差で、 凄まじい曲と 出会うことがある。
もっと早く出会えなかったのかと後悔するわけです。

個人的には、アンテナははっているつもりだし
人よりかは感度のいいアンテナだと思っていますが
日常のあれこれに紛れて、
取りこぼすものもしばしばあるようです。

仕事柄、移動時間が多いので
その時間は耳からの情報収取に
幸運にも充てられるわけです。

昔から好いたものが、十何年経ても
日本の最前線で大活躍する様は刺激的で、
遠くながらも足元の私生活や仕事に
いい影響があると思っています。


遅まきながら、いい新譜に出会いました。

宇治市の家、ワックスがけ

フロアにワックス施工する場合、
美装も終わって、工事の最後の最後の施工ことが多いのですが
今回のワックスは別物、です。

天井に貼る材料をワックスで仕上げるため、
天井材を施工する前に搬入して、ワックス塗装を行ないます。

今回は特別仕様で、塗装をお施主さまに行なっていただきました。
心配?をよそに、予定よりも早く完成しました。
お疲れ様でした。ありがとうございました!

施工されるのが、楽しみですね。

和泉市室堂町の家、外壁工事

天気にも恵まれ、順調に焼杉が施工されてます。
他の素材と異なり、焼杉は大工さんに施工してもらうため
工期がかかります。

が、同じ大工さんが内部と外部を触ってもらえると
“いい点”もあるわけです。

現場に出入りする職人さんの人数が
トータル少なければ少ない方がいい、というのは
現状、私のひとつの結論、です。

その点では、焼杉を外壁に用いるのはいいと思います。

※伝える、について④

ここでいう、“ドキッ”とは悪い意味で、です。

これまで、いろんなバトンの受け渡しを重ねる中で
どこかで、“慣れ”や“効率性”なんかを考えたときに
本来私の持っているものの中から少しずつこぼれていったものが
その日のプレゼンにあったような気がしたわけです。

目的は、伝えることなわけで
そこに “慣れ”や“効率性”みたいなものがあっていいわけがないし
それは私が最も大切にしてきたものの一つです。

業務や現場の数を前に、ぼろぼろと大切なものを
こぼしてしまっていたかもしれません。
身につまされる、と言いますか
改めないといけないな、と感じる出来事でした。

※伝える、について③

言葉、というのは
口から発せられるそれではなくて、“文章”という意味です。

これまで、意図やコンセプト、
“ここ大事” というポイントでは言葉(トーク)を添えて伝えるシーンは
いろんなところでみてきましたが

そこに、文章を添えてのプレゼンテーションは、
私の記憶の中でも稀です。

バトンのつなぎ方、並走の仕方、のはなしですから
目的は、“伝えること”です。

どうしたら伝わるか、を考えたときに
図面・イメージ資料、の他に
言葉(トークと文章)が最善である、という結論に達したのでしょうか。

見事に進む打合せと、思いが相手に浸透していくような感じがして、
内心、ドキッとしておりました。 つづく

※伝える、について②

それは、“伝える”について、です。

何度も書かせてもらっていますが、
家づくりには、とんでもない数の人たちがかかわります。
一概には言えませんが、少なからずそこには
バトンをつなぐようなシチュエーションが出てくるわけです。

一人では、絶対にできない家づくり。
その、バトンのつなぎ方というか、
あるいは、並走の仕方が鍵になっていくわけです。

先日、ある打ち合わせに同席させてもらいました。
その職人さんはお施主さまに内容を伝える際に、
図面と、イメージ資料と、言葉で、つたられていました。 つづく