0年 0月 の投稿一覧

夢の家フェスティバル、当日

先日の手紙のくだりがありましたが、
例年と違うのは圧倒的な機動力の差、です。

7:00の開場とともに搬入スタート。
写真は7:05の図です。

また、ブログでレポートさせていただきます✌️

高野山の家、残工事2

昨日のブログ写真とはまた別日のカット。
鳥肌立つくらいの雲海に遭遇。

これも、場所の力、なのか。

高野山の家、残工事

美装こそ終わったものの、
もう少しだけ高野山の家にお邪魔しています。
残工事があるからです。

場所の力なのか、
日頃見ない景色にお目にかかることがあります。

高野山の家、紅葉

下界に先駆けて、高野山では紅葉シーズン。
あまりの見事さに、言葉を失うほどでした。
思わず車を止めてもらってさつえいさせてもらいました。

半年ほど、高野山に通いづめでしたが
間違いなく、一番美しい景色でした。

ひらめき、について 5/5

私は今これまで味わうことの少なかったものを感じている。
何一つ確かなものはなく、私からみるに相変わらずの不安定さの上にあり
一喜一憂などできるはずもない現状ではあるものの
個が複数になり集団になることは力強く、中にいる者からすると素直に嬉しい。

嬉しさと同時にもうひとつの感情が沸き起こる。

夜な夜なひとり手紙を書いていたあの頃と違い、今私のまわりには
仲間と呼ぶべき者たちがいることに喜びを感じていたのだ。

ひらめき、について 4/5

同じ所作を通して、環境がどれほど激変したのかが身に沁みた。
手紙を通して得ていたあの熱量が、施主さんや職人さんをはじめとする
物件への情に変わっていく。
他人事が減り私事が増えていく家づくりは骨は折れるし逃げ道が少ない。
その反面、喜びはケタ外れでささやかな一言にさえ心は踊り
やっててよかったと何度も実感する。

今味わっている達成感に加えてまだまだ家づくりを通して感じ得る
旨味の伸び代はまだまだあって伝えたい衝動にかられるものの
今のたうち回る彼らをみて機をみて伝えようと口を閉ざすのだ。

ひらめき、について 3/5

時は流れ、今私は手紙を書いている。
とあるお誘い、お願いのための手紙である。

便箋と筆ペンを出せば自ずとあの頃を思い出すわけだが
向き合い始めるとあの頃と絶対的に違うことがあることに気がついた。

仕事の相談や報告で筆が進まないのだ。

誰もいない社内で延々と1人で筆を走らせたあの頃と違い、
今社内には夜遅くまで一緒に仕事する者も多く
また年齢的にも上の方になり、相談や報告を受ける立場になっていたわけだ。

ひらめき、について 2/5

今思えば、果てしなく感じる所業も
当時の私には武器も少なく極限まで少ない出来ることの中で
わずかながらも唯一と言っていい確かな手応えを感じれるものだった。

分母は100〜200、家づくりを手伝わせてもらえるのは年間で多くて10。
夜な夜な書いた手紙が功を奏して見学会でお会いできたり、
家づくりが進むことが決まると飛び上がるほど嬉しかったことを
昨日のことのように覚えている。
そのように進める家づくりは必然的にお互い熱を帯び、
引渡し時には比喩ではなく涙が欠かせない時間になった。

ひらめき、について 1/5

久しぶりに手紙を書いている。

かつて私が前職で営業設計にたずさわっていた頃、
資料請求や問い合わせをいただいた方々に対して
ブログと並行して行なっていたのが手紙を書くことだった。

私の手元には100〜200の住所と名前があって
18時になると便箋と筆ペンを取り出し徐に書き始めるわけだが
書き始めると筆が止まらず、気がつくと誰もおらず
ただ延々と一人で未来のお施主さんと向き合うのだ。

高野山の家、美装完了

美装も終わり、マックスに淋しい。
足繁く通った長い長い通勤路も、今では少し短く感じる。
身体に馴染んでいたんだなと実感する。

お施主さまの心遣いが本当にあたたかく、
いつになく助けていただいた現場になった。

忘れられない現場になった、というのは言わずもがな
高野山という場所が忘れられない場所になった。


わずかに残る工事があり、ひとまずそれで一区切り。
淋しくなるが、長い長いお付き合いが始まる。

🙏