0年 0月 の投稿一覧

川田の家、焼杉施工スタート

先日、搬入された焼杉の施工が始まりました。

もろもろ、資料などを作ってこちらの思惑を伝えようとしていますが
もうそのような資料はいらないくらいにツーカーで施工が進みます。
とても安心感のある工程です。

一朝一夕にこのような状況になったわけではありませんが、
とりわけその大きな一端を担ったのは、やっぱり「人間」だったなと
思い返してもそう思うわけです。

上がり切った高みと思っていましたが、
さらに上を目指していただいているようです。


有難いです。

※整理整頓、について

かつて、仕事で困っていた時
ボスから整理整頓術みたいな本を渡されたことがありました。

なんじゃそら、と本気でその時は思っていました。
困っているのは整理整頓とかそんなんじゃない、と。


時間が流れ、今では仕事だけではなく
物事のすべて(言い過ぎ)が整理整頓でスムーズに動くのではないか、と
思うほどです。

仕事柄、ホームセンターなどには週に何度か顔を出すことがあります。
すると、たまに目を見張るほど整然とした売り場に出会うことがあります。

きっと、求められていることがわかってらっしゃるんだな、ということと
こういう店はピンチに強いんだろうな、と思うわけです。

実力をつけるのは当たり前ですが、
その実力を出せる土俵を作るのもの実力です。

実力の出しやすい土俵に引き釣り込むとか誘い込むとか、
そういうこともありかもしれませんね。


ていうか、
やっぱり綺麗ってだけでまた行きたいってなりますよね。

川田の家、外構打合せ

バトン渡されぬまま走り出します。
このレアケースは異常事態です。

足場ばらいもみえてきて、庭・外構工事の打合せが始まりました。
どんなシチュエーションで出会わせていただいても
お施主様の立ち位置はだいたい一緒。
色々な見方ができますが、圧倒的に弱者なわけで
私の立ち位置はやはりその隣になるわけです。

言葉と時間をかわせば、ニーズやリクエストが見えてきます。
心の内では「もっとできる、もっとできる」とワクワクする今日この頃です。

庭・外構工事に関しては個人的に手ごたえがあり、
ここ数年でダイシンビルドが進めた確かな一歩です。

岸和田の家、天井地

天井地を進めながらボードの到着を待ちます。
少し特殊で時間のかかる工程が先に待っていますので
それに合わせて一歩でもリードしておきたいところです。

これだけ家づくりに携わってくると、
ピンチは予測できるものが増えてきます。

要は、いきなり来るピンチって少ないのです。

先手を打てるのは「わかっている」人間のみです。
正確には、「わかっていて手間を惜しまない」人間だけです。

いろいろな声が聞こえてきますが
結局、その判断が私利私欲によるものかは他社には
容易に伝わります。

避けられないピンチが来るなら備えましょう、ってことです。

上石切町の家、小屋裏

また一つ、できることが増えました。

自分の足元をみれば、何を求められているかが自ずとわかるわけです。
社会人、いや、人間として、
できることだけをやり続けりゃいい、なんて環境は
世界中どこを探してもないわけで
大なり小なり新しい挑戦はどんな人間にも必要不可欠です。

誰かが、現状維持は後退、などと言ってた気がしますが
そのとおり。


ここ数年ダイシンビルドで感じたことのなかった下の世代からの突き上げえぐいです。
いいことです。

川田の家、焼杉搬入

外壁に用いる、天竜焼杉の搬入が行なわれました。

こちらから言わずとも、
焼杉施工の初日にスタッフが現場にやってきました。
いい傾向が目に見えてわかる今日この頃、
こちらから言わずとも、というのはかなりデカいです。

焼杉の仕上がりを見て、あーだこーだという者はいますが
その過程や通過点を知らずに本質などわかるわけがない、
ということが実感として伝わり始めているかのようです。


机上で語ることは簡単ですが、
実の部分でどんな風が吹いているかは
体験以外に知る術はありません。

かくいう私も例外ではなく、
その辺は日々問われ、いまだに味わい尽くすべく過ごすあたりで在ります。

負けてられない、ということと
もろもろついてきたその差に、学ぶところが多いです。

城山台の家、プリン

お引渡し後のなにかの為に
タッチアップ用の塗料を準備させていただきました。

色も形ももはやプリン。
あとは、カラメルが加われば完璧です。

私は、別府温泉の地獄プリンが
世界で市場の美味しいプリンだと思っています。
通販できるようになり、
フェリーに乗って向かう必要がなくなりました。
https://jigoku-prin.com/

※かけられた言葉、について(つづき)

個人的に、その大工さんとの時間には
けっこう思うところがあって
工事を通じて、自分自身を人と比べたり
俯瞰してみることのできる工事でした。

いたらず足を引っ張ったところも少ないと思いますが、
一番感じたのは「顔」です。

顔、というか
面構え、というか
表情、というか
顔つき、みたいなものです。

その大工さんは、
場をまとめたり、なごませたり、出させたり、黙らせたり、
いい意味でコントロールすることができていたと思います。

それは、経験や関係性もあると思いますが、
立ち姿一発、その大工さんの纏う雰囲気や空気感だったと思うのです。

複数人で動く現場の馬力がものすごくて、
その統率が取れるのはこの能力なんだと工事期間中
いたるところで感じていました。
これぞ、棟梁という感じです。


私も年を重ねてきていますので、実力以外にも
こういった能力を意識してとりにいかないと
いつまでも独り相撲を取る羽目になりそうで、危機感を覚えました。


引渡しまではもう少しありますので、
お礼は引渡しを済ませたときに伝えるとして、
最後の最後まで学べるもの吸い尽くそうと思っています。

※かけられた言葉、について

先日、まもなく終わる川田の家の大工工事をうけて大工さんから、
「廣瀬さんと会うのもあと一週間ですね」と言葉をかけてもらいました。
※多分いい意味

いつも、各種職人さんたちや引渡し前のお施主さまに
こっそり心の中で思っていた言葉でした。

個人的な課題や思うところがあり、
いつもよりも気合を入れて現場に通った工事で
こっそり思っていた気持ちはいつもよりも相当増していたところに
まさかの大工さんからの言葉で、思わずヘラヘラ言葉を返すことしかできず
正直、あふれそうになるもろもろは
引渡しを無事に済ますまでは出さへんぞ、とめちゃくちゃ我慢していました。(つづく)

川田の家、とある検査

とある検査が、川田の家で行なわれました。
問題なくパスして、外壁工事も進められそうです。

このあたりの確認も、
ここ数年でダイシンビルドが新しく変わった部分です。
慣れないことは大変だったりしますが、
小さくても前に少しずつ進んでいる実感は
仕事をして上で欠かせないポイントです。