新白島駅舎、について

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それは突如、道路と道路のまん真ん中に現れる。

新白島駅舎。
修士設計で行なった小学校の計画の中で、
駅舎の設計士の追体験を試みたこともあって
広島に行った際にはどうしても行ってみたかったのだ。

フォルムをみた瞬間、一日中いたい、と思わせるのは
その外観というか、外殻ともいうべき奇妙な開口群だ。
時間帯や季節によって、構内の影の動きは多様であるはずだ。

通学通勤アワーにもなれば、景色は一変するだろうし、
何より建築が生活背景の一部と化し消える瞬間は
作り手としての醍醐味の一つだと思うのだ。

決して奇抜なデザインが好みというわけではないが
前述した消える瞬間を除けば
とりわけ、ゾーニング時や計画時が楽しそうな建築である。

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