私たちは、陰日向に誰かに助けられているのかも知れない。
知らず知らずのうちに、私たちの大事にしているものに
共感をしてもらっているのかも知れない。
私たちは生かされている、 大袈裟な言い方にはなるけれど
取り返しのきかない歴史の分岐点で
かけがえのないものを誰かに守られているのかも知れない。
無力と感じることは多々あるけれど、
立ち位置によっては、こんな私でも
力強さを発揮できるシーンがあるのかも知れない。
そんな時は、このことを思い出し奮い立たねば、
男が、
いや、建築人が廃る と言うものだ。