誤解を恐れず言えば、「大東らしくない」。 何も知らず町なかを歩いていると、 不意に出くわす一角に、そう思ったのが第一印象です。 市営住宅の新しいプロジェクト、 入江さんの説明を受けながら中に足を踏み入ると 「らしくなさ」はより一層強くなります。 都市の、町の、抱える問題一つのアンサーでありながら、 建築として「間」のデザインがいくつも点在しており また、「大東ならでは」の要素が織り込まれることで ここにしか現れようのない場所が生まれます。 言語化するならば、「会えるデザイン」とのことでした。いいフレーズですね。