いろんなものに心動くと、その余韻も同時に発生します。
ただ、その余韻にも長短や強弱など種類があるわけです。
恋愛モノのようなパッケージですが、
中身は完全なる人生賛歌。
このところ、こういった映画が多く
私の好みも浮き彫りになったなと
自分事ながら客観的に嬉しく思っています。
ものづくりからの観点からふれてみても、やっぱりおもしろく
温故知新。
過去の作品からの、紐づき・切り取り・オマージュ・リスペクトと
ゴッリゴリのヒップホップなわけです。
作り手や表現者の思いもそこに加味されて
大変、私の好みであります。
あわせて、最近ようやく使いこなし始めたSpotifyで
今作の最大のキーでもある劇伴を聴きながら劇場をでる体験も
いよいよ恐ろしい時代になったな、と感じ入るわけです。
求めれば求めるだけ、手にも耳にも入るこの時代
アンテナだけは錆びさすまい、と必死です。
そして、楽しい。