城山台の家、施主さまとの会話

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最後の最後。
ご挨拶して、あと離れるだけの段。

後ろ髪ひかれる思いもあってか、すこしばかり長話をしてしまい
自然と家づくりを振り返っておりました。

「廣瀬さんは、メンターですね」と、
お施主さまから言われ、正直
私の辞書にメンターという単語がなく
思わず、なんとなく
話をそのまま進めちゃったんですが
帰って調べてみるとものすごく有難い言葉でビックリ。


身に余る、とはこのことだと思いながら湯船につかっておりました。
確かに、しいて言うなら私のポジションを表現するなら
「現場監督」でいいと思うのですが、
やっぱり家づくりの全過程において仕事を分けるということは
あまりプラスにならないわけで
気持ちの軸足をどこに置くのか、そういうところが
家づくりに携わるすべての人間に問われてきます。

数年前から、とある方向に改革が進むわが社ですが
その過程でまもなくダイシンビルドから「現場監督」は不在となります。

私のような未熟すぎる人間が言えたことではありませんが、
経験・能力・資格なんかよりも、圧倒的に人間力が
ものを言うのが家づくりの現場です。

社内スタッフは特に、
そしてお手伝いいただく職人さん達にも、先ほどの軸足の話が求められてきます。
ポイントは、「全員」というところです。
1人でも欠ければ、満足度も落ちますし、そもそも目指すところにたどり着けません。
「全員」でなければ意味がないのです。


その意味で、お施主さまに「メンター」と思っていただけたことは
素直にめちゃくちゃ嬉しいし、なによりそう在りたいと考え行動していたので、
身に余るお言葉ですが、励みにこれからも突き進もうと思えた次第であります。



ドキ、っとして思わず流してしまったんですが
有難いお言葉、ありがとうございました(T_T)☆

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