同じ名前の、同じ商品でも、
作り手や制作方法、過程が違えば
その出来栄えや味、価値は同じではないわけですよね。
家づくりにかかわる、すべての人をみていると
この内容が共有されていないことがあって
そんな時、足並みを揃えるのが大変なんです。
私の立場から言わせてもらえれば、
その重要度を理解して
足並みを揃える努力をしてくださる人たちや
なによりお施主さんに申し訳ない気持ちになります。
ダイシンビルドに入社前に社風として、
(真面目に仕事する人が馬鹿をみない会社)
(ミスを責めるのではなく、その環境を改める会社)
というのを聞いて、入社する私の背中を
強烈に押してもらったことを覚えています。
上記の言葉は、決して “逃げ” のセリフではなくて
変化、更新、進化に一歩踏み出す時の安心材料であるはずです。
下方修正の言い訳やそれを肯定するもので
あっていいわけがありません。
私が入社させてもらって、幾分時間が経ちましたが
こういう社風を新しく入ってこられた人たちに共有することと
再度攻めに転じられるように
私自身に言い聞かせる近頃であります。