奈良県田原本町の家の建築地のまわりには
いくつもの水路があります。
晴れに日が続くと
透き通った水が流れ、
雨の降った後は
濁った水が流れます。
お家の中から視線を外すと、
キラキラチラチラと乱反射した光が見えます。
町中を縫うように流れる水路。
各家庭・家の間を流れます。
水路はすべて繋がっておりますので、
汚れやゴミなどは、
すべてひと続きなわけです。
そういうところに、
なにか特殊なコミュニティを感じるわけです。
大規模な震災以降、
コミュニティの重要性は
いろんなところで説かれるあたりですが、
水路のある町には、
水のもたらす豊さや被害も
すべて共有する環境に
特殊に感じたコミュニティ感じるんだと思います。
きっと、
こういう町は、強い、でしょうね。