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※映画・心の傷を癒すということ

心のマイメン。※密かに
心のマイメンからメッセンジャーもらいまして、
急ぎ劇場へ。
なんとか上映期間中に観れました。

映画は、阪神大震災を舞台に、
どこかで実際に見た様なシーンが次から次へと映し出されます。

当時、13歳の被災者の私でさえ
記憶が薄れつつあると気がつきます。

確かにあった、心の張り付くような緊張感と
それまで一切感じなかったコミュニティーの結束していくあの感じ。

1人の人間、家族にスポットを当てつつも、
かかわる他者への影響力を確かに感じる作品でした。

それでもどこかに自分事と感じられるのは、
被災者であるということと
無意識ながらにも見て聞いて体験してきたものが
さわさわと呼び起こされたのかもしれません。

文の里の家、内装工事

新築とはまるで違う、リノベーションの内装工事。
全体を冷静にに見渡して、進められるところを進めていきます。
当然、連携も必要ですが
リノベーション工事は場数も大いに必要ですね。

家づくりとは何か、考えさせられます。

巽北の家、造作洗面台

心配していた造作洗面台も形になってきましたね。
改めて、アイデアを形にできる大工さんって、すごい。

仕上がったものを見ても、
過程のハードさなんてこれっぽっちも見えてこない。
お施主さんには、要望どおりに作って喜んでもらい
私たち作り手はその目に見えない精度をぐんぐん上げていく。
これの積み重ね、
そしてその過程と結果の共有の繰り返しでしか
いいもの、なんてできっこないわけです。

この世に魔法なんてあるわけないので、
勝手によくなんかならないし、
勝手に洗練なんてさせるわけない。

ましてや、価格や労力が勝手に下がるわけがない。
日々、その一歩の重みと手応えを感じているわけです。

和泉市室堂町の家、基礎工事

基礎工事が始まります。

図面上では数字見えてても、現場で明確なわけではないし
自分では分かっていても、相手が理解してくれているわけではありません。

念には念を。
現場で一緒に数字を追いかけます。

どんな仕事でも言えるかもしれませんが、
家づくりを成功させることができるかどうか、は
コミュニケーション、それにつきます。

もちろん、
現場監督という仕事も然り、です。



※大好きな場所

縁もゆかりもない町の、
なんてことのない場所に
思いっきり惹かれることがある。

写真の神社は、私にとってのそれです。

現場監督、なる仕事をしていると
自分の意思と別にいろんな地域に足を運ぶことになります。

それも、足繁く
そして、デープに。

やくとく、と言っていいのかわかりませんが
好きな場所が増えるのは嫌な気しませんし、
何より、(自分のすき)を知ることで
自分の好みが浮かび上がってくることがあります。

日々、見逃さないようにしています。

吹田市津雲台の家、外構工事

私にとっての家づくりと、会社にとっての家づくり。
そして、お施主さんにとっての家づくり、
職人さんにとっての家づくり。

それらの温度がズレると、だいたい何かが起きます。
だから、何かが起きる前に
常々、自分の気持ちと足元を見直す癖をつけなければ、と
思っています。

もうすぐ外構工事も終盤。
家づくりの着地、です。

家と庭、お施主さんの暮らしが重なる瞬間は
いつも爽快です。

巽北の家、足場ばらし前

足場をばらす前に、外壁と屋根の様子を確認。
なにが起きているかは、自分の目で確認。
ものすごく簡単なことでも、自分の目で確認。
簡単かどうかではなく、問題意識があるかどうか。
そこに、他者への愛情があるかどうか。
それらをなしに確認しても、なにも見えない。

これは、2020年に
これでもかっていうくらい嫌な思いをして
人と会社に迷惑をかけて身についたものです。

宇治市の家、配筋検査

宇治市ではじまった、新しい家づくり。
天気にも恵まれて、順調に進んでおります。
基礎工事を進めつつ、私の方では
まもなく始まる大工工事の準備の日々です。

家づくりには多くの人がかかり、
いろんな役割があります。

決まっているようで決まっていない、その役割。

あがったフライをお見合いして落球するのではなく、
全員で取りに行くようなそういう集団を目指しています。

経験や能力ではなく、
問われているの間違いなく人間性です。

私がいうのもなんですが、人間性です。

※シン•エヴァンゲリオン

私が14歳の時、
当時同い年のシンジが悶え苦悩する姿を見ていました。

そして先日、
無事に卒業式、出席してきました😋