先日、テレビをつけるとBSで、
だいすきな映画「あん」 がかかってました。
気がつくと、終わるまで見ちゃっていました。
この作品で、河瀬監督がすきになり、
樹木希林さんのあまりにも深く幅広い
人間・女性・女優としての懐に
心が激しく動いたのを覚えています。
晩年の希林さんは、
かかわるすべての人たちに
つなぐ・とどける、ような
そういう生き方みたいなものを
作品を通じて伝えられていたように感じています。
様々な対比の中で、
目に見えているものと
見えないものと‥
なにが正義なのか。
誰かが誰かを守る ー。
いや、守られている‥
スムーズに話が展開しているように見えて
途中、ハッと気づかされるような。
いやー、面白い。
あん、のように
甘いだけではなく
奥行きのある作品で
大変、好みです。