いい家づくり、の真髄は“気分”です。
個人的な見解ですし
大変、誤解を招きそうな表現ではありますが
現時点での私のある種の結論です。
家づくりにかかわる、すべての人が
気持ちよく、かかわれれば間違いなく
出来上がる家は、よく なります。
簡単なようで、難しい。
すべての人が、っていうのがさらに難しいわけです。
かれこれ、
もう一年近く通っているかもしれない場所なのに
初めて見るような景色に遭遇する時があります。
この写真が、まさにそれで
こんなに目を奪われるような葉っぱをつける木であったかと
驚きました。
ようは、
こういうものに気がつくほど
俯瞰できていなかったのかもしれない、と感じました。
綺麗でした。
とある工事の様子。
家づくりの難しさと、
長年目をつむってきた問題に
いよいよメスを入れないといけない時が来た、と
痛感しております。
何度も言いますが、
家づくりにおいて私の軸足は常に三カ所にあります。
施主さん、職人さん、工務店、この三つです。
この写真を撮りながら、
その思いを思いっきり強めました。
巽北の家とは、また違う表情が見えてきました。
階段へ抜ける洋室からの景色です。
リノベーション工事ではありますが、
ここまでシーンのコントロールができるんだな、と。
まもなく、美装工事です。
他社さんの施工事例や現場の写真をみてると
ものすごい衝撃を受ける時があります。
単純にスゲー、ってこともあれば
アイデアをいただくこともあります。
かつて、他社さんの現場や見学会にお邪魔させてもらっていた時は
仕上がったもの、つまり
目に見えるものばかりに気が向いてましたが
ここ数年、興味が尽きないのは
その裏側。
制作の現場や作り方をしれば、
当然仕上がりに与える影響も小さくありません。
的確に指示することや、
いい仕事のしやすい環境を作るように努めることは
私の仕事のひとつです。
コロナでずいぶんご無沙汰してしまっていますが、
つぎお会いした時は話聞きに行きます。
スタート打合せ、なるものを
やってみました。
それだけで問題がなくなるわけではありませんが、
起きる問題はひとつでも少なくはなるかなと思います。
これまでにも同じような打合せはしていましたが、
あからさまにする、ことで防げるトラブルは増えるかなと思います。
津雲台の家では、
外構工事のフェンスの取り付けが進んでおります。
なんてことない、ように見えるこのフェンスにも
とんでもない物語がのっていたりします。
家づくりにかかわる、それだけの人がそれに気がついているのか、
気が付かないフリをするのか、わかりませんが
そういうものにどこまで寄り添えるか、
そのあたりが工務店として問われるところですよね。
照明がつきました。
ナイスなフォルムです。
そのものも綺麗ですが、使用時とそうじゃない時とで
印象がまるで異なります。
なんでここにあるのか、
図面や目に見える情報以外にも
心配りの大切なポイントですね。
天気にも恵まれ、
無事に宇治市の家、上棟しました。
今回は、バタバタするであろう夕方は避けて、
避けすぎて、朝に撮影。
皆さん、ありがとうございました!
美装に先立って、養生めくられれました。
写真をみていて、何かが足りない、と感じています。
後日、ご提案予定です。